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zoom RSS 古典を読む_【孫子】_B謀攻篇_01

<<   作成日時 : 2015/08/31 23:13   >>

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孫子曰く、
およそ兵を用うるの法は、国を全うするを上となし、国を破るはこれに次ぐ。
軍を全うするを上となし、軍を破るはこれに次ぐ。
旅を全うするを上となし、旅を破るはこれに次ぐ。
卒を全うするを上となし、卒を破るはこれに次ぐ。
伍を全うするを上となし、伍を破るはこれに次ぐ。
このゆえに、百戦百勝は善の善なるものにあらざるなり。
戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり。

【本質】

戦わずして勝つのが最上である。

孫子は戦争のコストというものが国家にいかに損害を与えるか知っている人間である。
その意味でいうと、将軍ではく国家運営の君子である。

戦争の長期化は国家を疲弊させやがて破滅に陥る。
大日本帝国という例を我々は前世紀に体験したばかりである。
戦争はしない方がよい。

ただし、当然ながらこれは、ただの平和主義者のセリフではなく、
「戦争をしないほうが国家にとって得だから」
というだけのことでもある。
逆に言えば、戦争するメリットがあれば戦争を実施するのだ。

また、戦争しなければいけない時にしないのは、国家が逆に滅びることになる。
古来より、「孫子は使えない」というのは、謀略の話ばかりで戦争という実力行使をしないため、決戦が出来ずに逆に国家にとって損になるからだ。

また、困ったことに、戦争によって利を得る立場の人間というのはいつの時代でもいるものである。
それは、単に戦争屋のような軍産複合体ということではなく、個人レベルでも戦争によって利を得ることが出来る人間がいるということである。

当たり前だが、英雄というものは平時には存在しない。
悪役がいてそれを成敗することにより、大衆の喝采を浴びる。
それは平時では不可能であり、乱世しか通用しない出世術である。

また民草というものは勝手なもので、戦時には被害者面するくせに、平時に格差などの社会的不平等をガラガラポンするために、戦争を求める。
しかも、それによって実際に利を得る者もまた存在するものである。
先の大戦後に、GHQと組ことによって、戦後成金に成った者を見よ。
GHQの農地解放によって、大地主の小作人だった農奴が一夜にして、土地持ちになった例を見よ。

大多数の死者の上に咲く徒花は何時の時代でも存在するものである。





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