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zoom RSS 古典を読む【孫子】@計篇_01

<<   作成日時 : 2011/01/09 10:49   >>

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古典と言うのは、人類が長年に渡って精査してきた物であり、残るというのはそれなりの価値があるものである。
ここでは、古典を読みながら、解説、現代への応用などを試みたい。

古典というのは汗牛充棟であり、その中から、まずは孫子を上げてみたい。

孫子は言うまでもなく、古代中国の兵書であり、特に知識のない日本人でも「孫子の兵法」「風林火山」と言えば、誰でも知っている。
「孫子の前に兵書なく、孫子の前に兵書なし」
とまで言われた孫子兵法は、正に戦略・戦術の業界?では正に帝王の座を占めている。
わが国の指導者は言うまでも無く、海外でも高い地位を占め、かのナポレオンですら、愛読していた。
ここでは、孫子を読むことにより、日本人が不足がちと言われている戦略について少しでも読者諸氏の役に立つことを願うのみである。
なお、当然のことながら、ここで言う戦略とは軍事のみならず、経済を含めた国家戦略、利益を上げることを目的とした企業戦略、果ては個人レベルでの人生戦略まで幅広い応用を考えて頂きたい。


孫子はコンテンツとして、13篇あり、一遍ずつ戦争に関してのジャンル分類となっている。
初めは、計篇で、戦争開始前の段階である。
戦争を始めるか否かという、言わば政治レベルの段階と言える。
現代ではシビリアンコントロールが利いており、戦争するか否か、どこの国と外交をするかという国家戦略の問題は当然、軍人には決定権はない。
ただし、その決定に関しての情報収集や分析は軍が実行することもあるのは言うまでもない。
古代の中国に置いても、この重要な決定は政治の分野ですが群雄割拠の戦国時代にはこの区分けは、微妙なところであり、現場の判断で開始することも多々存在した。
さて、その原文であるが

計篇

孫子曰く、兵とは国の大事なり、
死生の地、存亡の道、察せざるべからざるなり。
ゆえにこれを経るに五事をもってし、これを校ぶるに計をもってして、その情を索む。

現代語訳

孫子が言うには、軍事とは国家の一大事である。
これによって、国家存亡と繁栄がかかっているのだから、詳しく分析しないことがありえようか?
その分析方法には、5つの大枠があり、さらに7つのさらに詳しい分析方法がある。


孫子の兵法とはつきつめて言えば、
「戦う前に勝つ」
ことは主眼とする兵法である。
戦争する前の段階のレベルで戦って勝てそうも無ければ当然、戦争以外の方法で事を収める必要がある。
これはわが国における先の大戦を想起してもらえれば理解は容易であろう。
戦後、60年が過ぎようとしている中、わが国において、未だに戦争の後遺症が残っていることを考えれば、いかに戦争の実行非実行の判断が肝要かはよくよく考える必要がある。

ただ、ここで、多くの日本人が勘違いしやすいのだが、ここには、
「戦争は絶対にダメ」
という平和主義では無いという事だ。孫子においては、兵法とは、負ける戦はするなということであり、勝てる戦はするのが常識であるということである。
さらに言えば、孫子は結局の所、将(将軍、武官)の書である。国家戦略や謀略、外交においても、読書人の知能において応用は当然可能であるが、それを専門にした書ではない。
このブログにおいても応用となるべきような考察をしていく予定だが、孫子が全てではないことをよく銘記して頂きたいと思う。

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